Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

オススメのネオゴアトランスレーベルたち

どうもPsykeです。

現在ゴアトランスをリリースしているレーベルは大別して二種類あります。一つは古い音源や廃盤リリースをデジタルなどで復刻するレーベル。そしてもう一つは新作をリリースしているレーベルです。前者についても記事を予定していますが、今回は後者、新作ネオゴアトランス*1をリリースしているレーベルについて、各レーベルごとに特徴を解説しながら紹介していきます(追加予定あり)。

 

Suntrip Records(2004〜)

現代のゴアトランスといえば、まずこのレーベルではないかと思います。ベルギーに拠点を置くこのレーベルは2004年に設立され、Fabien "Mars" MarsaudとJos "Anoebis" Vrankenが率いています*2*3

Suntripには、Asia 2001、Khetzal、MFGなど90年代ゴアトランスを語り継ぐ大物が他レーベルには見られない密度で結集していると同時に、Celestial Intelligence、E-Mantraなどの人気アーティストの作品も数多くリリースしています。さらに、サブレーベル「Classic Goa Trax」では、90年代ゴアトランスの未発表音源の販売、デジタルでの復刻なども行っています。オールドスクールゴアトランスとネオゴアトランス、両方のファンにとってたまらない、ゴアトランスの最大勢力と言ってよいでしょう。

 

Global Sect(2012〜)

Suntripと一緒にぜひチェックしたいのがロシアのレーベルGlobal Sectです。DJ Adeptが率いるこのレーベルは2012年設立で*4、DJ Adeptがかつて所属していたGlobal Sektというユニットの名前を変化させたのがレーベル名の由来です*5蛍光色を主体とした統一感のあるジャケットデザインとブランドイメージが特徴です。

Global SectはSuntripと比べると比較的若いレーベルで、作品数はまだ多くはありません。Suntripにはオールドスクールゴアトランスの古参のアーティストが多く籍を置き、古き良きを重視しているのに対して、Global Sectはネオゴアらしさを徹底的に追求するレーベルと言えるでしょう。音の面で具体的にSuntripと異なるのは作品の立体感です。Katedra - We Are Not AloneMedian Project - In the Depths of Spaceを聴いていただければ、私が言いたいことがすぐ伝わると思います。

 

Spacedock Records(2012〜)

次に紹介したいのがSpacedock Recordsです。このレーベルにもSuntripと同様、Jaia2Gaia、Goasia、Psychowave、Omnivox、M-Runなどベテランのアーティストが多く在籍しています。Global Sectほどの立体感がある作品は多くはないという意味で、系統としてはSuntripに近いかと思いますが、Suntripと比べてもエネルギッシュかつ速めな作品が多いです。作風に統一感がありますね。

 

Neogoa Records(2010〜)

2010年設立のレーベルです。ネオゴアという名前であるからにはここが本筋?という感じですが、どちらかというとサイケデリックな色が強い作品が集まっているように感じます。GoaD、Lunar Dawn、Sky Technologyなどが作品をリリースしており、系統としてはSpacedockに近いのではないかと思います。ゴアトランス的な臭さがある、サイケデリックトランスとゴアトランスの中間を攻めたような作品が、実は結構美味しいレーベルです。

 

この他、Goa Madness Records、Cronomi Records、Timewarp Records、Zion604など、ネオゴアトランスを主軸に新作をリリースしているレーベルはまだまだあります。これらのレーベルの音的な特徴についてはまだ理解ができていないので、現時点では保留、掘り終わり次第追記しようかと思います。

 

これまでに紹介してきたネオゴアトランスアルバム

psytrance101.hatenablog.com

psytrance101.hatenablog.com

psytrance101.hatenablog.com

psytrance101.hatenablog.com