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無常観のサイケ的解釈【Pspiralife - Wabi Sabi】

どうも、Psykeです。

最近少しづつフォロワーさんが増えてきて、ツイートやブログで反応を頂くことが増えてきました。リアルで語れる友人がいないもので楽しませてもらってます。こちらも絡み返すので、どんどん絡んでください!

さて、今回は禅のサイケ的な視点からの表現を試みたPspiralifeのアルバムを紹介します。

 

Pspiralife - Wabi Sabi

Zenon Recordsで活動するオーストラリア出身のアーティストPspiralife(スパイラライフ、本名Shayne Rogers)の3rdアルバム。ゼノネスクサイケらしいミニマルさとダークな雰囲気を禅の侘び寂びのイメージに重ね合わせて作り上げた、実に表現力豊かなアルバムになっています。踊れる踊れないを超越した現実とはまた異なる世界観を感じさせる作品です。

この作品に関しては聴いてもらうのが一番です。早速曲のレビューにいきましょう!

 

Pspiralife - Darkness Feels Good

夜中に目を開けてぼーっとしている時、天井のシミが蠢いている奇妙な生き物のように見えること、ありますよね。不穏な雰囲気を漂わせる不協和音から始まるこの作品では、不協和音的なメロディーや様々なノイズがシンプルなベースの上に運ばれてきます。暗闇というキャンバスの上に我々の想像力が描き出す妄想のあれこれ、そこに投影される精神世界の奥深さや暗示性を感じさせます。

youtu.be

 

Pspiralife - Anicca

この作品で不思議なのは、10分という長さにも関わらず気づいたら作品が終わっているところです。一応ブレイクやサビといった変化はあるのですがそれらの変化点の存在感はなく、まるでこの曲が最初から流れていて絶えず変化しながら永遠に続いていくかのような錯覚を味わわされます。まさに無常観。

曲中で登場する文はこんなことを言っています。「この世は無常(Anitya)であり、何かを永久に保存することはできない。それゆえに我々は苦(Dukkha)を味わう」

youtu.be

 

Pspiralife - Wabi Sabi

上の2曲はいずれもシンプルなベースラインを軸にした構成になっていますが、この作品は少し違います。タイトルで侘び寂びを銘打っていますが、他の作品と比べると音を厳選してリズムに忠実な効果音を用いた洗練された雰囲気を持たせています。その分空間効果面で技巧を凝らせており、Florian MSK作品に匹敵する非常に豊かな空間性を発揮させています。確かにサイケ的に侘び寂びを解釈するとこの表現に到達するのかもしれません。

youtu.be

 

アルバムを聴きながらレビューを書いているのですが、Pspiralifeのこの作品にはやはり他のアーティストにはない格があります。踊れる踊れないを超越したもっと深い精神的な探索の存在を感じさせる豊かな作品だと思います!

 

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