Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

最新曲!2021年3月編

はい、どうもPsykeです。最新曲しか紹介できていないですが、遅れると取り戻せないのでともかく優先してこれを書いていきます。

まずはこちらの曲からいきましょう。強く推していきたい・優先して紹介しなければと思っているダークサイケのアーティストEgon’s Embrace*1が、デビューアルバムを出しました。

Egon’s Embraceの作品のタイトルは何か深い意味が込められていそうな長いものが多く、背後に充実した世界観を感じさせます。SangomaやParvatiは比較的音が浅め*2のダークサイケレーベルではありますが、Egon’s Embraceの作品は明らかに周囲とは違う深度を感じさせます。どんどん突っ走って欲しい。

次はこちら、絶妙にクセの強い作品を作るアーティストHeadroomの新作です。

Headroomという名前、すごく印象に残りますよね。作品としてはX-Noizeと組んだもの*3などを記憶しているのですが、Headroomといえばこれ!という作品がなかったのが正直なところです。オフビート感とマグネティック感を組み合わせた立体的な音づかい、いいですね。インパクトあります。

次はこちら、Static Movementに似た清潔感とRanjiに似た無駄のない音づかいが特徴のAioaskaの最新作です。

一見するとごく普通のメロディックなミドル系なんですが、よくよく聞き込んでみると一つ一つの音がとてもクリアで精緻に作り込まれていることがわかります。冗長に聞こえても何故か飽きない、そんな彼の作品の不思議さを再確認しました。

次にFreedom Fighters & Robert Babiczによる作品です。

Freedom Fightersは2020年4月にアルバム「Era」*4をリリースしており、従来のスタイルから有機的な要素を含んだマグネティックな方向に舵を切っています。この曲もそれを引き継いでますね。特徴が掌握しづらくなってきているのですが、彼が参加している作品には良いものが多いのは相変わらずです。

最後はこちらでいきましょう。決して有名とは呼べないですが良質なプログレッシブサイケを多数輩出するSoulelectroからのリリースです。

立体感と回転力のあるベースライン、ループするように配置された効果音など、異様にレベルの高い作品になっています。注目したいのはマグネティックでありながらもブレイクで魅せる感じではないという点ですね*5このスタイルが新しい時代のフルオンなのでは?という感じがしてきました。

 

最近アーティストやアルバム紹介を書けていないですが、今月こそは何個か書きたいところです!とは言いつつ無理せずに生きましょう。

 

*1:一曲は過去に紹介してますね。https://psytrance101.hatenablog.com/entry/latest-july-2019

*2:Forestdelic、Treetrolla、Sonic Loomあたりになると流石に本格的かな。決定的な差はないと思うけど。

*3:詳細はこちら。https://psytrance101.hatenablog.com/entry/2018/06/18/180000

*4:このアルバムもなかなかのクオリティです。早急にレビューせねば。

*5:こちらで設定した定義に一致しないところがある。https://psytrance101.hatenablog.com/entry/magnetic-psytrance-proposal