期待を裏切らない完璧主義者【Ranji】
どうも、Psykeです。このコーナーでは、サイケデリックトランスのアーティストを紹介しています。サイケを知らない方には、まずはこのアーティストを聴いてほしい!Ranjiです。
Ranjiとは?
Ranji(ランジ)は1983年生まれ、サイケデリックトランス大国イスラエル出身のDJです。活動名としてはRanjiの他にDapanji、Class Aの一員としても活動しています。いずれもYoutubeのサイケデリックトランスの中では再生回数が多く、有名であることが伺えます。
それでは、おすすめ曲 !
Ranji - Power of Acid
低音の充実度、サビ部分のメロディによる高揚感はさながら、やはりミス・無駄がないのがRanjiの醍醐味です。サイトランスは曲が長めなので、その全てを好きになる曲には滅多に出会えませんが、Ranjiのこの作品だけは、全面的に良いです。
私がサイトランスを本格的に聴くきっかけとなった曲でもあり、つい何度も推したくなる上手さです。
Ranji & Metronome - Down the Road
同じくBlue Tunesのレーベルに所属するプログレッシブサイケのアーティストMetronomeとのコラボ。曲全体はオフビートで仕上げていますが、曲の半分あたりから、落ち着いた秀麗なダブステップ調メロディが始まります。このダブステップ部分での断片的なボーカルエディットと重過ぎないベースライン、これがこの曲の醍醐味です。
サイケデリックトランスには、いわゆるガンガン高速の曲だけでなく、こうした落ち着きのある曲もあるのです。
Ranji & Mind Spin - Brain Capacity
上の2曲とは異なり、意外性や遊び心に重点を置いて作られた非常にプログレッシブな作品です。一般的なトランスのような曲としての一貫性はあまり感じられない反面、曲を区切って細かく見ていくと、やはりRanji独特の音感覚が生きています。
Mind Spinとのコラボにより生まれるメロディの自由度の高さにも注目。Ranjiの多彩さを物語る曲でもあります。
Power of Acidは特にオススメです。色々なサイトランスを聴いていますが、個人的にはこの曲を超えるものは当分現れないと思っています。
Ranji好きの方にオススメ!