Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

最強旋律の加速器【X-Noize】

高速で動く低音は、紛れもなくサイトランスの魅力の1つ。しかし、その速さゆえに、メロディーの設計が難しいのもまた特徴です。

今回紹介するX-Noizeは、高速ベースラインと上層のメロディーラインの総合的な設計を得意とする、フルオン寄りのアーティストです!

 

X-Noizeとは?

X-Noize(エックスノイズ)は、Nadav BonenとBarak Argamanによるユニット。二人ともイスラエル出身で、2005年にデビューアルバム「Mental Notes」をリリースしています。X-Noizeという名前は、彼らが気に入ったCubaseプラグインから取っているそうです。

この二人は2010年にMajor7というサブプロジェクトを立ち上げており、X-Noizeと共に現代サイケを牽引する勢力になっています。

彼らの曲の特徴は、高速ベースラインと相性の良いメロディー構成力。ベースラインの速度感を削がず、むしろ強化する、緻密なメロディー設計を得意としています。

それでは、オススメ曲!

 

X-Noize & Sonic Species - Music

まず魅力的なのは、これぞフルオン!といった感じの、容赦ない高速ベースライン。これだけなら普通のアーティストでもできるのですが、やはりX-Noizeの特徴はその優れたメロディー力。

3分過ぎからこの曲のサビになるメロディーを小出しにして、2分近くかけてゆっくり聴き手を焦らし続け、一気にサビに突入します。

 

X-Noize, Conwerter & Tom.C - Psychedelic Tools

高速テクノ・フルオンサイケのレーベルHarmonia Recordsで活動していたConwerterとの最強コラボ。Musicと比べるとベースラインの刻み方が柔らかく、キックを重視した構成になっていますが、これはConwerterの特徴です。

そしてやはり決め手はX-Noizeのサビメロディー。4:25から開始する緻密な高速メロディーは、X-Noizeの最大出力だと思います!

youtu.be

 

X-Noize & Headroom - Soulless

フルオンサイケデリックトランスをメインにつくるX-Noizeとしては、少々異端な一曲。癖の強いHeadroomが影響して出来上がるのは、オフビートとフルオンの中間をいく独特のベースライン。この曲にしかみられない、固有のリズムが作られています。

X-Noizeはメロディーでビートを刻むのも得意。この曲には、そんな彼らのセンスも活かされています。

X-Noizeの姉妹プロジェクト、Major7も紹介しています!

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X-Noize好きの方にオススメ! 

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