Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

現代プログレッシブサイケの王道【Major7】

どうも、Psykeです。今月はちょっと更新がまばらになりそうです。というかこれからもちょっと怪しい…紹介したい作品は山ほどあるんです。多少ペースは落ちるかもしれませんが、続けていきますよ~。

さて、今回はMajor7について書いてみました。

  

Major7とは?

Major7(メジャーセブン)は2010年に始動したNadav BonenとBarak Argamanによるプログレッシブサイトランスユニット。二人ともイスラエルの出身です。この二人は2005年にX-Noizeというプロジェクトを立ち上げており、Major7はその後に生まれた別名義のユニット。レーベル「X7M」の所有者でもあります。

X-Noizeの曲の特徴は、高速ベースラインと相性の良いメロディー構成力です。ベースラインの速度感を削がず、むしろ強化する、緻密なメロディー設計が得意。Major7は、こうした特徴を維持しつつ、プログレッシブで冒険的な曲展開を実践しています。ベースラインは基本的にフルオンスタイルで、BPMも速め。ギターを好んで用い、上層音で刻むリズム力に関しては、Vini Viciに匹敵するクオリティーで見せつけてきます。

今まさに熱いプログレッシブサイケのユニットです。個人的にはVini Viciの後継者に近いと思っています。ぜひ、以下のオススメの曲も覗いてみてください!

 

Major7 ft. Status Zero - Dawn

Vini Viciが用いるような回転力のあるベースラインを曲全体に渡ってふんだんに活用した疾走感のあるプログレッシブサイトランスです。全体としては夜中の大都市を想起させるメランコリックでモダンな雰囲気で統一されています。

2:00から頭を出し始める、バックグラウンドで細かい動きを見せるメロディーラインが個人的にはめちゃくちゃフェチですね。5:20でもう一度このメロディーが復活し、実に丁寧に曲を締めくくってくれます。

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Major7 - Not So Funny

2016年リリースのアルバム「Toxic Generations Music」より。イントロの完成度の高さには目を見張るものがあります。この曲のイントロを聞いて曲の中身に期待しない聞き手はいないでしょう。そしてもちろん、その期待を裏切るようなことは彼らはしません。

特に1:40秒からの展開。彼ら以外には作れない、高速で強烈な変化を見せてくれます。トレードマークであるギターのサウンドもふんだんに活用されています。

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Major7 & David Trindade – Sumali

トライバルなサウンドを重視した疾走系プログレッシブサイトランス。メロディーを重視した上の2曲から一転して、ゆったりとしたイントロから徐々に顕されていく活発なベースラインやリズム感、強烈なキックが特徴的です。

現在サイトランス界を席巻しているVini Viciのスタイルを消化し、自身のスタイルに組み込んで発展させているのは、本当にMajor7くらいだと思います。Vini Vici的なタッチのあるフルオン寄りのプログレッシブトランスにに関しては、彼らの右に出る者はいませんね。

soundcloud.com

 

Vici Vici ft. Major7 - It’s Here

Vini Viciの名アルバム「Future Classics」で、Major7はVini Viciとのコラボを果たしています。この曲に関してはMajor7色が強いですね。

2:45秒付近から挿入されるギターのサウンドは、まさにMajor7のトレードマークです。一方、ブレイクの挿入方法やEDMのドロップに似た落とし方と再展開に関してはVini Viciの色が強く出ています。双方の良さがよく現れた、コラボと呼ぶに相応しい作品ではないでしょうか。

youtu.be

 

いかがでしょうか?

Major7の2人はX-Noize名義でも活動しています。もしよければそちらもチェックしてみてください!

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Major7好きにオススメ!

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