今月もなかなかの豊作です!
DEKEL - Twister
作者の中で不動の地位を築いているDEKELの新譜。土臭い、ねっとりしたベースラインと強烈ビートに、蛇行するメロディーラインが纏わりついていきます。シンバルの挿入位置も、やはり絶妙で素晴らしい。個人的彼の最高傑作、Technoaidにもよく似ています。
Jerome Isma-Ae & Alastor - Timelapse
エジプトのトランスレーベルFSOEに頻繁に登場するバリバリのトランス勢2人による、意外すぎた一曲。緊張感のあるイントロから湧き上がり、遅めのテンポで粛々と曲が展開されていきます。こういう曲がASOTからも出てくる、となってくると、やはりトランス方面からも目が離せませんね。
Vini Vici - Where The Heart Is
Vini Viciによる最新曲。彼らのトレードマークスタイルであるトリプレット中心の曲構成ではなく、むしろArmin van Buurenやフルオンサイトランスを意識した速度感を重視した曲になっています。効果音やシンバルの挿入センス、ちょうど良い重さの低音など、彼らの特長もまだまだ健全ですね。
Captain Hook - The Power of Now (DEKEL Remix)
この曲は本当に大人気ですね。DEKELだけではなく、Shanti V Deedrah、Talpa、Zyceなどもリミックスを手がけ、それぞれ個性的な仕上がりになっています。自身のスタイルが強いDEKELですが、原曲の金属音にトレモロを効かせてメロディーに導入するなど、原曲の良さも十分に取り入れた作品になっていますね。
Jano - Analogic
非常にシンプルでアナログ性を感じさせる音の構成。でも不思議と飽きません。テクノとの融合の黎明期的なイメージ、X-Dreamに近い印象を受けます。一切無駄がなく、淡々と曲が展開していくちょっと醒めた感じに、逆に惹かれます。
今月はDEKELが数多くの曲をリリースしてくれて、非常に面白い一ヶ月でした。ブログデザインの更新も終わり、ひと段落というかたちです。記事の更新と並行して、コンテンツの充実化も図っていきたいと思います!
2018年リリースのオススメ作品は、こちらのプレイリストにまとめています。ぜひご覧ください!
それでは、また!
先月の新曲もどうぞ!