Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

最新曲!2019年2月編

どうも、Psykeです。今は4月ということで2ヶ月遅れですが、2月リリースの最新作からオススメを紹介しようと思います!

 

Static Movement & Morten Granau Feat. Theona - The Gypsy Symphony

2月リリースのStatic Movementの最新アルバム「Simin」より。最新作は、清楚なメロディー・ボーカル術と音程のある低音が健全な一方、Static Movementにしては珍しくオフビートが主体の構成になっています。この曲に限らずアルバム全体としてオフビート的な色が強く、その道のプロであるMorten Granauの影響だけではないはずです。彼が試した新しいスタイルの中での最高傑作はこのThe Gypsy Symphonyではないかと思います。

 

3 Of Life & Last Men Standing - Mafrend

GMSにPixelを加えた3人組ユニット3 of Lifeの作品を集めたお得感のあるアルバムに収録されている新作です。GMSのメンバーであるBansiは昨年若くして亡くなっており、彼を追悼するようにGMSやRiktam & Bansi関係の作品が複数リリースされています。トランスというよりはハウスのような上下感のある仕上がりを得意とするRiktam & BansiのスタイルにPixelが鋭さを与えたシナジー的な作品です。

 

Psylent Buddhi - Neura

全音域で攻めるネオゴアトランスのレーベルとして知られるSuntripからのリリースですが、こちらは駆動力のある重低音が特徴的なオールドスクールゴアトランスです。

Psylent Buddhiの90年代の作品は彼のディスクがクラッシュしたことで一度全て失われたものの、ファンやアーティストたちが曲をかき集めてこのアルバムのリリースにこぎ着けたそう。多少は現代風にリメイクされているかもしれませんが、十分現代でも通用する推進力があります。

 

Modus - Fluid

HoMMegaの期待の新人アーティストModusの最新作。独特な粘性のある重低音と上層音との微妙なズレで液体のように聴衆を揺らし楽しませてくれる作品です。個人的には彼の現時点での最高傑作はExpeditionだと思うのですが、ボーカルを切り貼りしてリズムに変換していくAstrixに通じるものを感じさせるという点で、この作品では新しいスタイルに目覚めつつあるのではないかなと思います。

 

Triceradrops - Gorge

これまた個性的なアーティストですね。前半はMVMBにも似た技巧系ダークサイケ的な仕上がり、後半はフルオンに似た直線的な曲展開を擦り合わせた作品です。2つの対照的なスタイルをぶつけるという点ではMandragoraなどのFuture Prog的な色を帯びていますが、この作品は彼らの作品ほどの盛り上がりは見せません。何れにしても最先端のプログレッシブサイケのあり方を模索している作品のように感じられました。

 

リアルの予定の方も少し落ち着いてきたので、少しづつブログの更新頻度を上げていこうと思います。

 2019年リリースのオススメ作品は、こちらのプレイリストにまとめています。ぜひご覧ください!

 

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