最新曲!18年11月編
どうも、Psykeです!ただいま風邪で寝込んでおりまして、布団の中で風邪を悪化させそうな曲ばかり聞いております。サイケを微音量で聴きながら寝たらどういう夢を見るんでしょう?やってみた方いらっしゃったらぜひツイッターで教えてください。
さて、今月リリースされた作品から、私の独断と偏見に基づき、優れた作品をレビューしていきます!
Pspiralife - The Sacred Mountain (Audiospazm Remix)
ゼノネスクサイケならでは、上層の音の左右への振り分けや奥行きの作り込みが半端ない一曲です。スピーカーの振動や音圧が至近距離から耳にインプットされるような強烈な重低音制御が特徴的。Audiospazmは今年デビューを果たしたアーティストです。spazmは発作という意味ですが、まさに重低音が発作しているような作品。ここから更にレベルアップしていくと考えると、期待が高まりますね。
Jano - Karahana
鋭利でキレのある音使いが特徴的なプログレッシブサイケのアーティストです。1分過ぎからのカウベルを用いた有機的なビルドアップがツボですね。
サイケ全般に関して言えることだと思いますが、曲の立ち上がりの部分の変化力に関しては、Vini Viciが現れてから劇的にかっこよくなった気がします。
Volcano - Power Effect
Volcanoは疾走感のある曲を作ってくれる安定感のあるアーティストです。この曲にも、序盤から一切の抜かりのないかっこよさと安定した進行力があります。
サイトランスでは、ベースラインがシンプルな分、上層の音でいかにリズム感を変化させていくかが重要になってきます。徐々に音を積み上げて章節ごとに曲のリズムを変えていくのが常套手段ですが、それを全ての曲で安定して行えるアーティストは稀有です。Volcanoはそんな稀有なアーティストだと思いますね。
Mindwave - The Journey
今年リリース予定のアルバムの中で一番楽しみにしていたMindwaveの最新作がついに降臨!Journeyの名前に相応しいドラマチックで高揚感のある展開と、最新の流行を取り入れたうねりのあるベースラインの生み出すシナジー。ノイジーでもなく静寂でもなく、でも躍動感のある独特の世界観はMindwaveの表現力の賜物です。このアルバムは後ほどレビューしようと思います。
Amadan - Ringfort Vibration
サイケデリックトランスの強烈なベースラインとピアノやベルや笛の楽器的な音、そして女性のボーカルが重ね合わせられ、不思議な雰囲気を醸し出す作品です。ベースラインはかなり強烈ですが、ノレる曲かというとそうでもなくて、曲の展開も自由で流動的。イスラーム的な世界観があるように感じました。個人的には3:00から挿入される2音階を行き来するだけのアクセントが気に入っています。
Originals - Different Cultures
良い意味で「変なアーティスト」として私の中での地位を獲得しつつあるOriginalsの最新作。「Clean & Dirty」に続く変態的な作品です。相変わらず型にハマることを拒む独特のベースラインを用い、パンやピッチシフトは鋭く、そして容赦なく挿入してくるスタイル。カウベル的な濁りのある音も健全です。ここから先彼らの作風がどう転んでいくのか、非常に楽しみですね。
今月は優れた曲が多くて選抜に苦労しました。今回漏らしてしまった作品も、順次アーティスト紹介やアルバム紹介で触れていきたいです!
来月末には、今年にリリースされた全新曲の中から、私的なトップ15をピックアップしようと思っています!ぜひお楽しみに。
2018年リリースのオススメ作品は、こちらのプレイリストにまとめています。ぜひご覧ください!
Spotifyのプレイリストもぜひ!