Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

最新曲!18年12月編

どうも、Psykeです。

いやあ、今月は本当に忙しかった!更新が最初の週一回だけになってしまいましたね。ツイッターでいい感じの呟きばっかりして、ブログは殆ど書かないというね。とりあえず一通りリアルでのイベントが終わったので、こうしてブログを書いております!

さて、一日早いですが、毎月恒例の最新曲シリーズ、参ります!

 

Flexus & Estefano Haze - Time Spirit

IONOらしい、メロディー性を重視したプログレッシブサイトランス作品。Flexusのメロディー力とE.Hazeの滑らかな曲展開力による見事なサイケ空間が、主張しすぎない深めのベースラインによって運ばれてきます。

歌詞は「時間とは幻想であると知ったところで、私の人生はどう変わるというのだろう?結局時間に支配された世界に住み続けることは変わらないのに」といったところですね。曲からもそんな諦観を感じ取れます。

 

Sirian & Ovnimoon - We're Not Alone

Sirianはフォロワーさんに教えてもらって注目していたアーティストです。Sirianならではの有機的な表現が加わり、ベテランのOvnimoonだけでは作り出せなかった仕上がりになっています。メロディーをあまり表に出さず、一歩引いたところから投げ込んでくるような、非常に面白い仕上がりです。

気づかれた方もいるかもしれませんが、サンプリングされているのは日本語ですね。笑

 

Relativ - Deep Sky

Nano Records系統の正統派フルオンサイトランスのアーティスト、Relativの作品です。

使っている音は典型的なメロディックフルオンに使われているものばかりですが、この曲には抜群の疾走感があり、ブレイクからの再点火も非常にスムーズで、最近のフルオンと比べても完成度が高いように感じられます。つい聴き入りました。

 

Zyce & Static Movement - Orion

超ヘビーなベースラインがトレードマークのアーティストZyceが、最新アルバム「Time」でメロディックプログレッシブサイケを得意とするStatic Movementとコラボしました。

今までのZyce作品にあまり見られなかった高音域を巻き込んだ立体感のあるベースラインには、確実に揺らされるでしょう。Static Movement的な、壮大で幽玄性のあるメロディーも特徴的です。

 

Funky Gong - Through the Past Trip (System 7 Remix)

Funky Gongの最新作に収録されたリミックス作品。気持ちいい重さの低音と滑らかなメロディー、そしてテクノ顔負けのリズム感があって、90年代的な懐かしさを感じさせながらも音質はまさに最新です。

余裕を見せてゆったりと曲を展開させていくスタイルはBeat Bizzareを連想させます。ベテランのアーティストらによる作品ならではの男の余裕といったところでしょうか。

 

Hinkstep - Whispering Pines 2.0

最後に、豊かな和音空間と艶かしい弦楽器を湛えたチルアウト作品を1つ。砂浜に打ち寄せる波のように優しく押し寄せてくるメロディー。波は円形進行波で進んでいるように見えて水の分子が回転しているだけです。前進しているようで、実はその場で振動しているだけ…そんな絶妙なメランコリーを感じさせる作品かと思います。

 

さて、大晦日の明日は、今年リリースの最新の曲の中から、オススメの曲を20作品厳選してご紹介しようと思います。ぜひお楽しみに!

 2018年リリースのオススメ作品は、こちらのプレイリストにまとめています。ぜひご覧ください!