Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

3 of Life - 3R1

3 of LifeはPixelとGMS二人の計3名のグループでしたが、GMSのBansiが2018年に亡くなり、現在は二名になっています。今回紹介する3R1はBansi没後の2019年のリリースですが、Be Squareなど一部先行してシングルとしてリリースされていたものも含まれています。

3 of Lifeはマグネティックサイケの名手で、その独特な硬さを存分に味わうにはこのアルバムは十分すぎる充実度と言えます。その他収録されているミドル系の作品にもGMSならではの重さとPixelならではの鋭さがあり、お腹いっぱいになる一枚ではないかと思います。

おすすめの曲

1曲目のBe Squareは、マグネティックサイケの代表作品を5つ挙げろと言われたらその中には必ず入るであろう、大好きな作品です。ベースラインを敢えて軽めに設計することで、マグネティックサイケならではの横揺れ感覚が強く引き出されています。

6曲目に当たるKomitのRemixの低音のうねりも、一度聞くとなかなか耳から離れないのではないでしょうか。この後に続く3 of Lifeの作品にも同じような遊び心が引き継がれていて、今思えば示唆的な作品でもありました。どうしても定期的に聴きたくなる作品ですよね。

他は主にミドル系の安定したスタイルで概ね固められています。一番を選ぶのは難しいですが、特に好きなのはDisorder。3 of Lifeのミドル系は的確な音域を鋭く突く硬さがクセになります。

3R1と並ぶマグネティックサイケの名アルバムには、Modus - The Future is Behind Us、Lifeforms - Into the Wild、Skizologic - Stimulationなどが挙げられると思います。いずれもしっかり紹介したいアルバムではありますが、当時の先進性と個人的な好みから、最初に3R1を紹介しました。これらも順を追って紹介していこうと思います。

 

3R1に似た作風のアルバム・アーティスト

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