Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

小細工ビートの貴公子【Lost In Space】

どうも、Psykeです。

サイトランスの強烈なビートは長い間人々を虜にしてきました。通奏的な重低音、ドロップのような変化、その扱い方はアーティストの力の見せ所です。

今回紹介するLost In Spaceは、小細工を効かせた独特なビートで聴き手を飽きさせないアーティストです! 

 

Lost In Spaceとは?

Lost In Space、本名João Peixeは、ポルトガル出身の駆け出しのアーティスト。2016年頃から活動しています。近年はMandragora率いる南米の主力サイケレーベル「Alien Records」から曲をリリースしています。

彼の曲の最大の特徴は、技巧的なドラムやビート。リズミカルで優れているだけでなく、連続して流れる低音を一旦切る時(ブレイク)の接続が非常にスムーズです。

それではオススメの曲に参ります!

 

Lost in Space - Liquid Universe

典型的なフルオンでは曲の前半に動きがあまりなくつまらなくなりがちですが、Lost In Spaceは絶妙なビート変化で終始曲としての魅力を維持します。曲の後半ではフルオントランスに顔負けしない爆発的なメロディー力を見せつけます。実に多彩ですね。

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Lost in Space - Mahadeva

通常のサイトランスではビルドアップに時間をかけます。ですがこの曲では、序盤の早い段階から強烈なビートが展開され、聴衆を一気に引き込みます。これぞプログレッシブサイケです。

序盤の破壊力だけで持たせるのではなく、その後も安定したリズムセンスとドラムの技巧で聞き手を離しません。

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Lost In Space - Poison

我々日本人ならおそらくどこかで聞いたことのある、メランコリックなピアノ旋律が序盤に挿入されています。何の曲か、思い出せないんですよね...もしわかった方がいたらぜひ教えてください。

序盤のメランコリーから、定石に囚われない技巧的なベースラインを導入して雰囲気を破壊。独特なリズム感のある世界に突入していきます。

後半ではVini Viciの名曲のボーカルエディットを交えつつ、多彩な変化で聴衆を楽しませてくれます。

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Lost In Space - Stuck in a Dream

上の曲のような大胆な変化のない、強烈なキックと安定感のあるビート・ベースラインが心地よい一曲。ベースラインを重視する最近のサイケはゴアトランスと比べると変化が少なくつまらないと評されがちですが、大胆な変化を導入せずとも、ドラムの小細工で飽きさせない曲展開を見せれてくれます。

youtu.be

 

いかがでしょうか?

きっとサイトランスに馴染み深い方々の目にも、Lost In Spaceは斬新に映るのではないかと思います!

彼の初期の作品はSoundcloudから無料でダウンロードできるので、ぜひ見てみてください!

soundcloud.com

 

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