Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

最新曲!2019年9月編

どうも、Psykeです。今月は更新回数が少なくなってしまいました。原因は、遊びすぎ以外の何ものでもありません。学生生活を謳歌しすぎました。悪しからず!さて、今月のオススメ作品をレビューしていきます!

 

Zyce - Rising Lotus

強烈な重低音サウンドが特徴的なアーティストZyceの最新作です。なのですが、この作品では新しい方向に一歩を踏み出しているように思えます。曲全体を通して東洋風の弦楽器メロディーを維持し、BPMを変化させながら徐々に加速、最後には再びBPMを元に戻します。まさに朝に開き夕方に閉じる蓮の花のような優雅さを備えている作品と言えるでしょう。

 

LAVR - Core

Zenonのレーベルの公式コンピレーションシリーズSmall Talkに収録されているLAVRの最新作。蒸気機関車のような強烈な進行力を持ったベースラインとキックが魅力。ゼノネスクの1つの特徴として、多種多様な効果音を空間的に散りばめ徐々にリズムを固めていく構成があります。ベースラインの独自性はもちろんのこと、徐々にリズムを確定させていくLAVRの展開力を褒め称えたいです。久しぶりにゼノネスクに痺れました。

 

Metronome - The Great Escape

BlueTunesの大御所Metronomeの最新作です。私にとって彼はIlaiとRanjiの中間のような位置付けで、時折素晴らしい作品を作るアーティストとして注目していました。この作品は、これまでの彼の作品の中でも特に刺さったものです。曲1/3あたりの点から開始される豊かなアルペジオ、そこから連続的に展開されていくメロディー。ジャケットとよく呼応したメランコリーです。

 

Estefano Haze & Multiphase - Sungazing

Estefano Hazeは去年、Flexusと組んだ作品で一気に惹きつけてきたアーティストです。メロディーを豊かに使いこなしたプログレッシブサイケのアーティストで、特にメランコリックな雰囲気の作品でその技量が光ります。そういう意味でSungazingはまさにHazeの独壇場です。4:30過ぎからの、優しいベースラインに載せてメロディーが大空に溶けていくような効果が、実に優美な一作です。

 

Flowjob - Penumbra

キックやベースラインを抑えめに使い、上層から中層の音の層を分厚くし、流動的な仕上がりの作品を数多く作るアーティストFlowjobの最新作。この作品でも折り重なる数多くのメロディーで連続的な高揚感を生み出しています。そしてメロディーに漂っているメランコリーが実に素晴らしい。Flowjob作品の中で一番好きなトラックになりました。

 

今月はIONO勢力を中心として私のストライクゾーンど真ん中を攻めてくる作品が数多くあった豊穣の月でした。IONOに関しては、メランコリックなメロディーを極める方向性がかなり固まってきたように思えますね。さあ、来月はどうなるか?引き続き楽しみです。

 

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