Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

メロディーと強烈ビートで魅せる【Day Din】

Symphonixと同様、最近ではかなりポップ的な要素も強いアーティストも出てきています。今回は、メロディーとビートを持ち合わせたオフビートの上昇中アーティスト、Day Dinです!

 

Day Dinとは?

Day Din(デイ・ディン)、本名Deniz Aydinは、ドイツ出身のオフビートサイケのアーティスト。2002年に作曲を始め、2004年に初のアルバムをリリースしています。Neelixらが主宰するオフビートサイケのレーベル、SpinTwist Recordsで活動しています。

彼の曲の特徴は、強烈ビートとメロディー力の融合BPMは遅め、むしろハウスやEDM寄りの速さです。左右に揺られるというよりは、飛び跳ねる系、バウンス系の音になっています。 

それでは、オススメの曲です!

 

Jahel - You Feel(Day Din Remix)

有名アーティストJahelの曲のリミックス。Symphonixに似た立体的なベースラインを用いながら曲を盛り上げます。

特筆すべきは曲の後半、4:10あたりから始まる情感豊かなベースライン。去っていく何かを必死に近くに留めようと足掻く、悲壮感の溢れるメロディックダブステップです。

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Day Din - Matchpoint

テニスの打球音から始まる謎のイントロ。ボールが行ったり来たりするリズムの上に緊張感のあるメロディーが挿入され、そしてそのリズムが非常に滑らかにオフビートのドラムへと変換されていきます。これがまた、良いビートを刻むんです!!

Deadmau5の有名な曲がサンプリングされていることでも有名な曲です。

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Day Din & WAIO - Action Jackson

他に見られないぷくぷくとした独特のベースラインに組み合わせられる技巧的なドラムがとても魅力的な一曲。ジャケットデザインもかっこいいです!

曲の後半、3:50頃から始まる「It was at this moment Jackson knew…He fucked up」のセリフから一気に展開されるベースラインは見事です!

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Day Din - Charlie

夢の中にいるような、どこか非現実性・浮遊空間性。空間全体に散りばめられた技巧的なシンバルやハイハットが特徴的。「Action Jackson」と比べても、技巧のレベルが一段と上がっているように思います。

Neelix率いるオフビートサイケのレーベル「SpinTwist」には最近南米サイケ勢が進出しています。もともとDay Dinはメロディー作りが得意なので、それが南米のプログレッシブサイケの影響を受けてどう変化していくか、非常に楽しみです。

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いかがでしょうか。

Day DinやSymphonixなどのオフビート寄りのアーティストは、サイケに馴染めない方でも聴きやすい、比較的ポップな音を使用します。その中でもDay Dinのメロディー構成力は格別です!興味を感じたら、ぜひ他の方にもオススメしてみてください!

オフビートサイケについては、こちらを!

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Day Din好きの方にオススメ!

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