Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

ドイツ発の強烈ビートサイケ【オフビート】

サイケデリックトランスと聞くと、最初に連想されるのは高速低音。しかし、そうでないサイケもあります。

ドイツ・ハンブルグを拠点とするサイケ・ムーブメント、オフビートです!

 

オフビートサイケとは

イスラエルではなく、ドイツで人気のサイケデリックトランス。ハンブルグで興されたため、ハンブルグトランスとも呼ばれています。

特徴は、流れるような低音ではなく、ズンチャズンチャと強くビートを刻むこと。ダークサイケのような「気持ち悪さ」はありません。ハウスにも近く、EDMと同じ要領でノることができます。

SpinTwist Recordsを率いるNeelixを筆頭とし、Bitmonx、Alter Nature、Day Din、Fabio&Moonなどのアーティストがいます。 

それでは、曲をどうぞ!

 

Day Din - Matchpoint

テニスの試合の音から曲が始まります。ボールがパコンパコン、行ったり来たり。そして、その音がそのまま曲として展開されていきます。

後半ではDeadmau5の曲がサンプリングされています。認識される方もいるかも?

youtu.be

Day Dinについては、こちらの記事でまとめました!

psytrance101.hatenablog.com

 

Alter Nature - A New Life

普通のサイケほどの速度感はありませんが、曲がゆったり進む分、表現も豊かです。

Alter Natureは、綺麗なメロディーと重低音のバランスを取るのが得意。アンビエントも手掛けます。

youtu.be

 

Symphonix - Sexual Distortion

オフビートにおけるVini Viciのようなアーティスト。兄弟で作曲しています。

オフビートのリズム感を残しながらベースを区切り、フルオンともオフビートともつかない独特のベースラインを導入。

昨年のこの曲でブレイクしました。

youtu.be

Symphonixの記事はこちらです!

psytrance101.hatenablog.com

 

ゴア世代からすると、オフビートサイケはサイケには聞こえないと思います。ですが最近では、「サイケ」はむしろこちらを指すことが多くなっていると思います。多少迎合的な部分もありますが、「最新のサイケ」とも言えるかもしれません。

次回は、サイケではなくトランスの話をしようかと思います。お楽しみに!