Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

最新曲!2020年11月編

どうもPsykeです。いいと思ったものをアウトプットしておくと私自身の役にも立つことがわかったので、毎月のおすすめリリースのシリーズを再開しようと思います!では早速。

 

Bubble & Stayos - Search Yourself

弦楽器が得意なBubbleとボーカル加工で中毒性の高いリズムを作り出すStayos、聴く前から相当期待していました。その期待を上回るメランコリックな一作でした。サイケでは二箇所サビを設け、二回目を本命にするのが普通ですが、この曲では二回目が控えめかつお洒落です。コロナの閉塞感に対する処方箋としてのミドル系プログレのベストは既に自分の中で決まっていたのですが、ここにきて超えてきました。

  

Ascent & Argus - Hang Out by the Fire

Ascentの最新アルバムDeep Blue Seaより、ダウンテンポサイケです。タイトルにもありますが、曲全体に焚き火の音が散りばめられており、メロディーの隙間からその音が漏れてくるのが興味深い作品です。夜中の焚き火の上に少しずつ星空が現れてくるような高揚感。後半にかけて徐々にハーモニーが台頭してくるのもお洒落ですね。

 

Fertile - Luster

Fertileについてはプログレッシブサイケに振り切った作風の印象がなかったので、この曲を聞いたときはちょっと驚きました。アナログシンセらしい破れたような効果音/メロディーの作り出すリズム感とIONOらしいメロディー感覚をよくバランスさせたなと思います。奥行き感も損なわれていないので、今後の作品展開への期待を込めてという意味でもメンションしておこうと思います。

  

Rising Galaxy - Midnight Sunset

Rising GalaxyはCosmicleafで活動するダウンテンポのアーティストです。アンビエントのような深い空間を描いてからベースラインを追加し、少し靄がかかったような空気感を維持したままクライマックスへと向かっていきます。夕方感のあるメランコリックなメロディーが添えられていますが、太陽のダイナミックなエネルギーというよりは暗闇の中に佇む点光源のイメージが想起されるのが印象的です。

 

Transponder - Terminae

アンビエント・サイビエントのレーベルとして定評のあるSynphaera RecordsのサブレーベルExosphereからのリリース。レーベルの特徴でもありますが、圧倒的な空間深度が魅力です。個人的に一番刺さったのは、2:30過ぎで一度曲を断ち切ってから再始動する箇所です。トランスファン的には許し難い展開なのですが、これはなぜかとても聴いていて気持ちよかったですね。

 

今年は自分の感性がかなりダウンテンポアンビエントな方向に変わったように感じています。2020まだ終わっていないですが。。寒くなってきたので、Hang Out by the Fireの如く、暖かくしていきたいですね。

 

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