Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

最新曲!2019年11月編

どうも、Psykeです。もう12月かよ。もう2019年終わるのかよ。くぁぁぁぁぁ

ま、それはさておき、11月リリースのお気に入りの新作を紹介していこうと思います!

 

Celestial Intelligence - Owl

私が最も好きなネオゴアのアーティストの1つCelestial Intelligenceが新アルバムをリリースしました。本作は激しさを抑制し有機的な雰囲気を増した作風になっています。前作はブチ上げ必須な単調上昇的なメロディーを多用していましたが、本作では、個々のメロディーラインをはっきりと現さない、音が散らばっていくような空間を持たせています。興味深い展開です。

ちなみにその前作Perpetual Energyはこちらの記事で紹介しています。

psytrance101.hatenablog.com

 

Freedom Fighters & Modus - Drumville

トライバルサイケらしいドラムテクニックにマグネティックなベースラインを和えた作品。マグネティックサイケはトライバルとの相性が良いと思っていたのですが、それを証明してくれました。全体的な構成はFreedom Fighters、音の厚みづけや効果音の選択はModusが手がけた、そんな感じのイメージでしょうか。片方だけでは作れない作品です。ModusとFreedom Fightersの初のコラボかと思います。

 

Ascent - The Decade of Venus

Ascentはいい硬さを持っているサイケを作るアーティストで個人的に注目しています。この作品は極めてシンプルな構成。立ち上がりから音を積み重ねていって確実に持ち上げていく流れ。存在感のあるベースラインと金属性の高いシンバル。トライバルさが入ったボーカルサンプルとドラムデザイン。相変わらずいい硬さを持っています。 ZyceやTesseracT勢に似たスタイルですね。

 

Out of Orbit & Shpongle - No Disco

Shpongleというとダウンテンポ作品や低音がそれほど主張しない有機的な作風が一番最初に浮かんできますが、この作品はキックやベースラインの存在感が確かで、かなりしっかりしたサイケのように思えます。3:40過ぎからのボーカルの挿入やディストーションの掛け方の有機性に関しては、Shpongleらしさがにじみ出ています。ちょっとしたサプライズでした。

 

Skizologic - Magic Oz

粘着力のあるベースラインを使いこなすアーティスト、Skizologic。この新作も紛れもなくマグネティックです。どこでループしているのかすぐには把握させない、面白いベースラインがまず印象に残ります。そのベースラインが刻むリズム感には不思議な中毒性があって、つい体が動いてしまう。ベースラインと連動する上層の音もリズムをうまく固めています。

 

11月はMVMBの新アルバムに期待していて本当はここで紹介するつもりだったのですが、少し期待と外れてしまいました。いずれ紹介しようと思います。

 

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