Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

最新曲!2020年12月編

どうもPsykeです。厳密にはまだ12月が終わったわけではありませんが、明日はアルバム10選・トラック20選を投下予定なので、この記事は早めに出しちゃおうかと思います。では早速!

 

Roger Rabbit - Natural History

真面目なサイケ*1を作るアーティストユニットRoger Rabbitから、少し遊び心のある作品が出てきましたね。トライバルな効果音・サンプルと、IONOならではの中音系メロディーが交錯して、濃厚な音響空間を作り出してくれています。メロディーの低音域がベースラインと混ざり溶け合っていくのがすばらしいですね。高評価です。

 

Hellquist - Eterni

最新アルバム「Rigged」*2より。しっかりしたミニマルサイケデリックトランスです。低音の立体感、上層効果音の斬り込みなど、文句なしの良作ではないかと思います。16bitでは勿体ない、24bitで聞くのがふさわしい作品ですね。Hellquistはあまり特徴を掴めていなかったアーティストですが、注目せざるを得なくなってきました。

 

Astropilot, Kaya Project - Wind Of Change

ちょっと意外なコラボレーションでした。Kaya Projectは弦楽器によるサイケデリックダブが上手で、電子音で攻めてくるAstropilotとどうスタイルを組み合わせてくるか楽しみに聴きました。Astropilotのメロディー力がKaya Projectによってアコースティックに強化された、いい作品です。マスタリングに関してはやはりAstropilotが生きているなー*3という感じです。

 

Koan - Countdown (Black Mix)

Koanダウンテンポサイケデリックダブ系の作品が多かったのですが、今年に入ってからはフルオン的な勢いのあるこのような作品に手を出し始めています。それでもやはりKoanなので王道は絶対に行かないんですよね、信頼できます。バーブを豊かに設定して似てもつかない雰囲気を生み出すところはスタイルを超えて受け継がれているようで何よりです。

 

Activa - Outlander (Original 12"Mix)

ユーロトランス色の強い作品をリリースしているActivaのリリースです。Activaの作品はリズムやキックがしっかりしていて聞き応えがあります。サイケ性は無論あまりないですが、充実した低音を維持しつつトランス的な連続性を無駄なく整えてくれるあたり、やはり捨てがたいアーティストだなーと再確認しました。普通に10分を超えてくるあたりの余裕にも好感抱いちゃいますよね。

 

2020年のオススメトラックはこれでひとまず出揃いました!

この中から厳選したトラック20選を明日、2020年の総集編として公開します。お楽しみに。

 

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*1:Roger Rabbitは低音を崩さない印象が強いです。

*2:このタイミングでこのタイトルは、選挙結果をめぐるトランプ氏の発言に絡めているとしか思えないよね。

*3:Astropilotは個人でもマスタリングを請け負っているよう。