Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

最新曲!2019年12月編

どうもPsykeです。お久しぶりです。少し、てかかなり遅れましたが、昨年12月にリリースされた新曲の中から、特にオススメのものを紹介しようと思います。

 

Suntree - Layers

Suntreeはブログで何度か紹介してきました。アルバム「Inside」などを通してかなり自分のスタイルを固めていて、ここからどう作風が展開していくのか少し心配/気になっていたのですが、この作品で少し自分の中でその方向性が見えてきたように思います。基本的にはSol Music系のプログレッシブサイケに転向しそうなイメージ。ただしサンプリングやシンバル・ハイハットの挿入術は相変わらず健在で、この先も存在感を発揮し続けそうな印象です。

 

Rinkadink & Silent Sphere - Hidden Patterns

12月はマグネティックな仕上がりの作品で好みのものが4,5曲あったのですが、この曲が一番でした。 Silent SphereはIboga RecordsでMVMBに似たミニマルテクノ風の作品で知っていたので、このようなプログレッシブトラックは新鮮に映りましたね。膜状に張られた低音の空間性に依存しすぎず上層音も適度に動かして、完成度の高い作品になっていると思います。中盤にかけてスムーズに捻れていきます。

 

I.M.D - Caminando

メキシコ出身の新人、I.M.D.の最新曲です。まだ作品がそれほど多くないのですが既に私が最も推したいダウンテンポアーティストの一人です。Psybientといえど幅は広いですが、キックとメロディーがしっかり付与されているいわゆるダウンテンポサイケの中では、I.M.D.のメロディーのバランス感覚は特にしっくり来ます。歩くという意味のタイトルですが、まさに宇宙へと散歩に出かけるような壮大なオーラを纏っています。4:00からは特に聴いて欲しいですね。

 

Black Marvin - Cycles Of You

Black Marvinは何度か見かけたことがあり名前だけ知っていたのですが、なかなか面白いアーティストだとこのアルバムで気づかされました。アルバムの中でもこのトラックは特に面白くて、中音域のメロディーが刻むリズムとベースラインの音程差が絶妙な浮遊感を生み出しています。間違いなくプログレッシブサイケに分類されるものなのですが、特に展開がスムーズで流動性が大きく、好みでした。

 

Shogan - Revelation

私のフェチなんですが、プログレッシブサイケにおける細かく動き回る中層音メロディーに弱いんですよね。特にそれが一定の悲壮感を持っている場合は否応なく好きになってしまいます。Shoganの曲にはまさにそれがありました。ただこのタイプの曲に関してはStatic MovementFlexusなどのIONO Music系のアーティストの印象が強かったので、Shoganからこのような作品が出てくるとは正直思っていませんでした。

 

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