Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

ストロング系ネオゴアの権化【Celestial Intelligence】

どうもPsykeです。Twitterでアンケートとってみたところ、Celestial Intelligenceの記事の需要がありそうだったので、優先して書くことにしました!

 

Celestial Intelligenceとは

2009年に結成されたマケドニア出身のBranislav Dimkovski KazakとDalibor Anastasovski Pajkoによるユニットです。アゲアゲのネオゴアトランスを得意とし、Suntrip RecordsやGlobal Sectなどのレーベルで作品をリリースしています。

彼らの作品はどちらかというと縦揺れよりも横揺れを重視しており、オールドスクールというよりはネオゴアトランスだと私は思っています。ベースラインの質への拘りが強くてサイトランス的な色もあり、サイケ好きにもウケるスタイルだと思います。強烈なメロディーやキックを用い、それに負けないように鋭く挿入されたハイハット・シンバルが彼らのサウンドの特徴です。

早速おすすめの作品に行っちゃいます!

 

Celestial Intelligence - Minding the Universe

Global Sectの3枚組コンピレーションに収録されたトラック。このトラックはCelestial Intelligenceの作品の中でもピカイチだと思っています。浅いところで転がるベースラインと強いキックが生み出す進行力とシナジーにとどまらず、上層音メロディーの連続的な変化、異なるメロディーの中にある微妙な一貫性など、ともかく非常によくまとまっている作品です。曲が終わるのが惜しいです。

 

Celestial Intelligence - Perpetual Energy

2015年のアルバムのタイトルトラック。ダークサイケに似た捩れのあるサウンドとユーロトランス的な劇的で滑らかなメロディーラインが調和した魅力的な作品です。Perpetualを称しているだけあって、速度感もメロディーも少し柔らかめで、持続力を重視しているように感じます。Celestial Intelligenceはスピード狂ですが、この曲を聴くと速度制御が上手であることもわかります。

 

Celestial Intelligence - Owl

2019年にリリースされたアルバム「Incandescent」より。2015年の「Perpetual Energy」もサイケ的有機性を多めに含ませたこのアルバムの特徴をよく表しているのがこのトラックです。自然の音を活用したイントロから余裕を持たせて展開し、徐々にトレードマークの充実したメロディー層を導入していきます。特に5:10過ぎからの自由に泳ぎ回る魚のようなメロディー設計は秀逸です。

 

Celestial Intelligence - Infinity

Minding the Universeと同じコンピに収録されている作品です。Suntripの作品は太陽的なエネルギーを込めている作品が多いのに対し、Global Sectは宇宙空間系のオーラを湛えている作品が多いように感じます。その違いはCelestial Intelligenceの作品にも少し感じられます。ベースライン設計がしっかりしているからこそ、Owlと似たような、何かが自分の周りを飛び回っているような絶妙な効果音設計が際立ち、印象に残ります。

 

ネオゴアトランスのアーティストでお勧めしたいアーティストは結構います。少しずつ紹介していきたいですが、そんなの待っていられない!という方は、ぜひSuntrip RecordsやGlobal Sectをチェックしてみてください!

 

Celestial Intelligence好きの方におすすめ!

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