「サイケデリック」とは、どういう意味か
サイケデリック、サイケデリック、と、このブログでも連呼して久しいですが、そもそもサイケデリックとはどんな意味なのか?今回はそれについて掘り下げてみようと思います。
サイケデリックは個人的感覚
サイケデリック音楽という括りは、非常に広い括りです。その中には、速い曲もあれば遅い曲もあり、うるさい曲もあれば静かな曲もある。それら全てを好きになることは不可能です。サイケデリック音楽を嗜む人は「自分にとってのサイケデリック」を定義しています。その軸に合った音楽が、その人にとってのサイケデリック音楽なのです。
ということで、今回は私にとってのサイケデリックトランスについて語ってみようと思います。
空間性と世界観
包み込んでくれる、抱擁してくれるような世界観を表現している曲が好きです。重い低音によって生まれる空間、その中を飛び交うメロディーや効果音。身を任せ、入り浸ることができる、「世界」を用意してくれる曲が好きです。
憂鬱と倦怠感
パリピという概念もそろそろ古くなってきましたが、そういった明るいイメージではなく、陰鬱な雰囲気、怠惰な空気感を湛えた曲が好きです。調子にのった時には諌めてくれ、落ち込んだ時は優しく寄り添ってくれる、そんな効果があります。
緻密な音響制御
メロディー性を重視するポップミュージックとは異なり、サウンドエフェクトを追求したものが好きです。立体的な音響や癖のある効果音がある曲は、やはり印象に残りますね。
連続的な導入・解体・変化
静かなイントロからの展開や上昇が魅力的なもの。変化していないようで、実は繊細に変化しているもの。短い間隔でぶつ切りになっていないもの。日常から非日常へと滑らかに誘ってくれる、そんな音楽が好きです。
こうした定義をスタックしたものが、私にとってのサイケデリックです!
このブログでは、曲やアーティストに「属性」タグをつけて、感覚的な分類をしています。気になったらそちらも見てみてくださいね!
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