どうも、Psykeです。
少し探すだけで、想像もしたこともないリズムや音構成に出会う。それこそがサイケデリックトランス。今回は、そんな驚きをお届けします。DJユニット「MVMB」の紹介です。
- 「MVMB」とは
- MVMB - Interstellar
- MVMB & Morten Granau - Thoughts
- MVMB - Sensory Experience
- MVMBのアルバム
- MVMB好きにオススメのアーティスト・アルバム
「MVMB」とは
MVMB は、2人のデンマーク人アーティストMartin ViceとMichael Banelによるユニットです。2014年にデビュー、2016年にはデビューアルバムをリリースしています。2人の頭文字をとってMVMB。それぞれVice、Behind Blue Eyes など、個人での活動も行っています。Michael Banel は Iboga のレーベル所有者でもあります。
彼らが作るジャンルはテクノサイケと呼ばれます。
MVMB の最大の特徴は「宇宙性」そして「リズム崩し」。オフビート・ポリリズムも用い、いともたやすく異常な曲を作るユニットです。
それでは、おすすめの曲!
MVMB - Interstellar
深い低音とドラム・ディレーが作り出す豊かな空間がとても宇宙的な作品です。宇宙人との通信が発生しているような表現も光ります。ここまでメロディが無いトランスも珍しいかもしれません。しかしその強い縛りの中でも確実に持ち上げてくる技量を持ち合わせているのがMVMBです。
MVMB & Morten Granau - Thoughts
MVMBとはまたの異端児 Morten Granau とのコラボ作品。ミニマリスティックな作風はMVMB由来ですが、リズム感覚はおそらくMorten譲りだと思います。絶妙な少なさで挿入されるシンバルが...絶妙です。ここまでくると、トランスでは無い、また別のジャンルを築いているようにも思えます。
MVMB - Sensory Experience
Interstellarと同じアルバム「The Sleeper Must Awaken」に収録されている作品です。ランダムな間隔で挿入されているように聞こえる「シーン」という、訳のわからん音が癖になります。最近の自分の口癖になってきました。
抵抗を覚えるかもしれませんが、サイケの中では気持ち悪さはまだ小さい方です。
MVMB はサイケデリックトランスの音楽的な面白さを体現してくれます。今後も曲を紹介していきます!
MVMBのアルバム
MVMB好きにオススメのアーティスト・アルバム