最新曲!2018年7月編
さて、サイケデリックトランスの世界から、この一ヶ月を振り返ってみます!
Rising Dust - Skankizm
ボーカルを多用するプログレッシブな展開で、Infected Mushroomに匹敵する豊かな創造力を持つサイケデリックトランスデュオ、Rising Dustの最新アルバムより。
Skankizmという単語を調べても意味はわからないのですが、その単語が持つなんとも言えないアクセントが耳に残ります。冒頭のベースライン、変化のテクニックは彼らの腕の見せ所です。
Modus - Expedition
サイケデリックトランスの中心勢力で、少数精鋭レーベルHommegaの新星であるModusの作品。おそらく現時点での彼の最高傑作だと思われます。
トレードマークである膨らみのあるグルーヴィーなベースライン、そしてそれにまとわりつくように散らかしたノイズが、綺麗に収まっています。
Florian MSK - Deeper Space
ディープテクノを得意とするFlorian MSKの最新アルバムより。相変わらずの安定的な低音空間構成力。キックに頼らない細やかに動くベースラインがトランスらしさを醸し出します。
Florian MSKは、持ち上げる時に絶対に無理をしないし、焦らないし、急がない。MVMBにも似た作風になっていて、個人的に好評です。
Digicult - Every Single Second (Memacid Remix)
フルオントランスでありながら非常に滑らかで優しい展開を見せる、良い意味で異質な作品。通常のフルオンではもっとビュンビュンに音を鳴らすのですが、この作品はその反対とも言うべき路線を取っています。
こういうフルオントランスなら、このクソ暑い真夏の中でも聞けそうです!
熱中症に注意しながら、猛暑に負けずに頑張って生きましょう!
2018年リリースのオススメ作品は、こちらのプレイリストにまとめています。ぜひご覧ください!
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