Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

トランスを狂わせた破壊神【MaRLo】

こんばんは、Psykeです。

オランダ系トランスとサイケの本格的な融合は2016年ごろから始まりました。Armin van BuurenやW&WがVini Viciとコラボし、Alpha Portalなどの有名サイケDJらがASOTのフェスに参加するなど、様々な動きが見られました。

ですが、コラボだけではなく、トランス勢によるサイケの「解釈」も進んでいます。今回はそんな「解釈」の一例をご紹介しましょう。

 

MarLoとは?

MaRLo(マーロ)は、オランダ生まれ、オーストラリア在住のトランス・アーティスト。2009年頃から活動、トランスを中心に曲を作ってきましたが、最近ではサイケを取り入れ、強烈なスタイルを確立している男です(2018年以降はハードスタイルに傾倒)。Armin van Buurenのレーベル「Who’s Afraid Of 138!?」を狂わせた男と言っても過言ではないでしょう。

彼の作品の特徴は攻撃性・暴力性。と言っても粗暴ではありません。テックトランスにも通じる強烈な低音・ドラムに、実に小賢しいメロディーを乗せていきます。

それではオススメの曲にいきましょう!

 

MaRLo - Darkside

MaRLo式サイトランスの最高傑作だと思います。これを聞いたとき、私はまだサイケに出会っていませんでした。一般的なサイケと比べても引けを取らない緊張感、そしてやたらと強い低音が印象に残り、ちょくちょく聞いていました。エピックな盛り上がりを見せるASOTトランスの感性がなければこの作品は実現しなかったでしょう。生粋のサイケファンにもオススメできる、格別にかっこいい一曲です。

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MaRLo - Join Us Now

文脈のない言葉を口走る男性ボーカル。従来のトランスとは全く異なる、暴力的かつ断片的な曲展開、そして強烈な低音とドラム。これはもう、完全にサイケ由来の成分が含まれているトランス作品と言わざるを得ません。WAO138のレーベルはこの曲がリリースされてから、一気に面白くなりました。サイケ界隈で有名なBergも、WAO138に曲を出したりしましたね。

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MaRLo feat. Christina Novelli - Hold It Together

MaRLoは2018年頃からトランス自体から離れる傾向を示しており、サイケ作品も多くありません。ですが、トランス作品も結構良いので一緒に紹介しておこうと思います。DJとしても活動する多才な女性ボーカル、クリスティーナ・ノヴェリとのコラボ。ボーカルの音の運びが個人的に好みです。

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サイケのアーティストとコラボするだけではなくて、サイケを解釈して、自分のスタイルに組み込んでいく。各アーティストの中でのサイケの発展にも、僕は期待しています!

 

MaRLo好きにオススメ!

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