Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

音を解き放つ自由なサイケを!【Freedom Fighters】

どうも、Psykeです。

ある特定の音楽領域を独占できるアーティストは、やはり強力です。Freedom Fightersはまさにそんなアーティスト。独自のスタイルを辛抱強く持ち続けて確立させ、最近知名度が上がってきています。

 

Freedom Fightersとは?

Freedom Fightersはイスラエル出身のアーティストです。AstrixMVMB、Ticon、Outsidersなど、非常に多くの有名アーティストとコラボしており、まさにサイケの最先端をいくアーティストの1人です。名前は複数形になっていますが中身は1人。2005年の結成当初は2人だったそうですが、まあそんなことはどうでもよい、どちらにしても曲はいいんです。

FFの特徴はなんといっても音を執拗にブチブチ切ること。聞けば彼だとわかるトレードマークです。基本的にギギギ、ビビビ、ガガガ、ジジジだけで曲を展開、ちょくちょく緊張感のあるメロディーを挟んで曲に動きを与えます。

それでは、オススメの曲です!

 

Freedom Fighters & Ryanosaurus - Million Little Pieces

ゼノネスクサイケの新星、Ryanosaurousとのコラボです。Freedom Fightersの最も有名な曲でしょう。タイトルが示す通り、低音で描写される空間のあっちこっちに音を散らかすようなデザインをしています。低音で圧倒して感覚を破壊せんとするサイケのハードコア的な性質を1つの曲の中で表現として昇華させた、非常に優れた作品です。特に4:50からの再点火は見事です。

 

Freedom Fighters - Clockwork

Freedom Fightersの最新アルバム「Edge」に収録されている一曲です。ハロウィンを連想させる神妙な雰囲気のアートワーク、緊張感のあるメロディー、そして時計のチクタクを重ね、逼迫した時限爆弾のようなイメージからイントロを構築していきます。トランスならではの何かが迫ってくるような表現が実に魅力的です。

 

Freedom Fighters & Pixel - SEM is Different

SEMはscanning electronic microscope、走査型電子顕微鏡を表します。物質に電子をぶつけて跳ね返ってくるのを記録し、スキャンするように立体を描き出す電子顕微鏡です。この曲の最大の特徴はベースラインの左右移動ですが、パンが非常に強く振られているため、まさに自分が顕微鏡下にあり、スキャンされているような不思議な感覚を味わうことができます。実験的で面白い作品です。

 

Freedom Fighters & Modus - Drumville

トライバルサイケらしいドラムテクニックにマグネティックなベースラインを和えた作品。マグネティックサイケはトライバルとの相性が良いと思っていたのですが、それを証明してくれました。全体的な構成はFreedom Fighters、音の厚みづけや効果音の選択はModusが手がけた、そんな感じのイメージでしょうか。片方だけでは作れない作品です。ModusとFreedom Fightersの初のコラボかと思います。

 

FFが君臨するこのジャンルは、テクノサイケと呼ばれています。こちらの記事でまとめましたので、ぜひご覧ください!

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