Psykelopedia

サイケデリックトランスやゴアトランスの曲やアーティストをおすすめします。

拘りの超重低音【Zyce】

どうも、Psykeです。ダンスミュージックという大きい括りで、一つ共通することがあると思っています。「低音を制する者は勝つ。」今回は、非常に重い低音をトレードマークとするセルビアのアーティスト、Zyceです。

 

Zyceとは。

Zyce(ザイス)、本名Nikola Kozicは、2005年から活動しているセルビアのアーティストです。デビューアルバム「Hyper Cube」を2008年に出しています。2010年にはサイケのレーベルとして著名なTesseracTstudioを立ち上げました。

彼の曲の特徴は充実した重低音。高密度の低音が空間もろともフロアを揺らします。また、曲に緊張感を持たせるのが得意。チーンチーンという金属音によるシンバルを入れたり、曲の入りで神妙な雰囲気のメロディーを流したり。癖になること間違いなしです! 

それでは、Zyceのおすすめに参りましょう。

 

Zyce & Shake - Gravity

重い力と書いてGravity。まさにZyceにふさわしいタイトルですね。入りのメロディーの緊張感がとても気持ちいいですが、曲の後半、4:25からの変化も最強です。普通のサイケだとサビの前に一定のビルドアップを必要としますが、Zyceは違います。低音を加えるだけで一気にアゲることができるのです。

 

Zyce & Zyrus7 - Transmitter

Talla 2XLCとしてASOTでも活躍中のアーティストZyrus7とのコラボです。トランスらしくゆっくりと展開していく上層音メロディーに、Zyceの強力なベースラインが合成されています。余裕を見せながらメロディーを出現させ、徐々に、確実に曲をアゲていくスタイル。やはり素晴らしいコラボレーションですね。

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Captain Hook - Power of Now(Talpa & Zyce Remix)

セルビアつながりでしょうか。ZyceとTalpaは仲が良いようで、結構な数のコラボ曲を出しています。今回の記事で紹介している3曲の中では最も序盤の緊張が高く、その後、間髪入れずに、Talpaの独特なリズムとZyceの低音が空間を破壊します。原曲の良さも存分に発揮された、衝撃的なリミックス作品です。

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Zyce & Static Movement - Orion

最新アルバム「Time」ではメロディックプログレッシブサイケを得意とするStatic Movementとコラボしました。今までのZyce作品にあまり見られなかった高音域を巻き込んだ立体感のあるベースラインには、確実に揺らされますStatic Movement由来の壮大で幽玄性のあるメロディーも特徴的です。

  

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